◆そろそろ潮時ですかね・・・(07/01/28)
約3シーズン何とか更新し続けることができたこのページでしたが、そろそろレイアウトを決め、画像を処理し、文章を書き、ネタを考える・・・という作業が負担になり始めてきました。
HTMLで自分の思い通りのページを作れるという利点もありここまで何とか続けられましたが、すでにホームページビルダーでタイピングすると処理が遅くなるほどいじくりすぎたようだし、過去のページにデータを移行することもそれなりに手間だったので2007年シーズンより「HXTsports」はブログにて運営されることにしました。
このページと過去のトピックスに関しては残しておきますので昔のネタに困ったら見てやってください。
新「HXTsports Hyper」は
http://ameblo.jp/hxtjapan/です。
このページを見てくださった皆様まことにありがとうございました。
◆オフシーズンの第一報 ( 06/10/29)
実はこういうニュースを読んであれこれ推測するのが大好きだったりします。
まずは新スポンサーの獲得関係。ルノーがマイルドセブンの後釜としてオランダの金融会社INGと契約。ウイリアムズはアメリカ通信大手AT&Tとタイトルスポンサー契約を締結。特にここ数年台所事情の厳しかったウイリアムズはのどから手が出るほどほしかったメインスポンサーを獲得しようやく一息つけるというところでしょう。来季のトヨタエンジンは無償供給だから、お得意のマシン開発に精を出せるはずで、ブルツのレギュラー昇格がピッタリと来季の構想にフィットした感じですな。ブリヂストンタイヤに関しても今年一年使い続けたアドバンテージがあり転んでもただでは起きない名門の来季が実に楽しみです。
人事関係ではやはりロス・ブラウンがフェラーリを離脱したことがビッグニュースでしょう。技術者、管理職、ストラテジストとして揺るぎない地位を築いているだけに飛躍を狙いたい中堅チームはどこも獲得を検討していることでしょう。個人的にはレッドブルが金にあかして引き抜いてくれると面白いんですが・・・ニューエイ&ブラウンのコンビとなればフェラーリですら恐れるに足らず。あの四角野郎にもう一度チャンスが訪れるやも知れませんぜ。
あと、海の向こうではセバスチャン・ブーデが3年連続でバンダービルド・カップを手にしたとのことです。もはやチャンプカーも完全にマイナーになりつつありますが、来季はパノス製のニューシャシーの導入に加えポールストッダードのヨーロピアン・ミナルディも参戦を検討しているなど細かい話題には事欠きませんな。しかし、最後のアメリカ人ドライバー、AJアルメンディンガーがNASCARに転向することになりどことなくこのシリーズもアイデンティティを失いつつあるのも確かです。(1997年にシリーズチャンピオンとなったトニー・スチュワートがその翌年にNASCARに転向してしまったIRLのことが思い出されますな。)
◆ひとつの時代の終わり 〜ブラジルGP〜 ( 06/10/29)
ついにやってきたミハエルの引退レースであり、今年のチャンピオン争いの最終決戦の地となったブラジル。なのでスカパーでの生放送は見れずに録画しておいた地上波版で観戦、まあこちらも生放送ですからそれほどの大騒ぎもなく快適に見られました。
とはいってもすでにチャンピオンは8割方アロンソの手中にあり、ミハエルも予選で失敗した割には実にさばさばした表情。今までならば憮然とした表情で、決勝でもなりふりかまわぬ走りを見せてきたのと比べると、やはりこれが去り行く身の心境の変化なのだな、と一人納得。レース自体はPPから飛び出したマッサがほかを寄せ付けずに圧勝。スタートから飛び出して2位に躍り出たアロンソが安全の上に安全をとってそのままポジションをキープしたからそこまで白熱したバトルは見られなかったもののこれでマッサは1993年のセナ以来となるブラジル人ウイナーとなり、2位のアロンソは2年連続2度目のタイトルを獲得、ミハエルはいったんは最後尾まで落ちたラストレースを怒涛の追い上げで4位まで順位を上げてフィニッシュ。表彰台に登ったのがマッサ、アロンソ、バトンの3人でミハエルの後ろも5位がライコネンと来季以降のキーパーソンたちに一歩も引けをとらないまま16年の長いキャリアを終えた。

↑本当にこれが最後のミハエルの雄姿。GP通産250戦目のラストラン、レコードブレイカーはついにリカルド・パトレーゼ(通産256戦出走)だけは超えることができなかった。
しかし、ミハエルの引退レースというところをメインとして見ると、まあ観戦する側としてはあんまり感慨深いものではなかったですな。これまでほとんど変わることなくF1に居続けたミハエルだから、本当に来季いなくなるということが信じられないというのもありますね。しかし、ミハエルのデビューより少し早いくらいの時期からF1を見続けてきた私からすれば一番スッキリした引き際だと思いますよ。
かつて引退していったドライバーを見てみると・・・ヒルとプロストはシーズン後半は完全にモチベーションが下がっていた。マンセルは引退→復帰→また引退を繰り返し、まわりを散々振り回してから去っていった。ハッキネンはあの時本当に引退するとは思っていなかったから見ていてもつらくはなかった。セナはそんなことを考える暇も与えずに突然いなくなってしまった。モントーヤやビルヌーブにいたってはちゃんとした引き際を見せられないままいつの間にかシートを失った・・・
さらに過去の歴史を紐解いてみてもここまできれいな去り際を見せたチャンピオンはそういないはず。(知る限り1958年の王者マイク・ホーソーンがチャンピオンを獲得し、絶頂期にそのまま引退したというのがあるけれど、その数ヵ月後に交通事故で死亡している。)やっぱりすべての点でミハエルは史上最高の王者と呼ぶにふさわしい、ということでしょうかね。
それ以外でこのレース特筆すべきはついに決勝でトップ10入りしたスーパーアグリ&琢磨の走り。しかもRBR、STR、スパイカーを堂々抑えての走りはチームの来季に大きな期待を抱かずに入られません。まあ、相変わらずシャシーの問題というのがついて回りますが、すでに今年STRがRB1を使っている既成事実があるのだから、当初予定していたホンダRA007の使用も夢ではないかも。もし無理だとなるともう一年我慢のシーズンを送らないといけなくなりますが・・・ともあれこれでゼロからの出発となったスーパーアグリの一年も無事終了です。
〜ずいぶんと寛大になったフェラーリ〜

地元GPでブラジル国旗をイメージしたカラフルなレーシングスーツを着たマッサ。バリチェロのときは間違ってもこんなことさせてくれなかったよなぁ。そういやマールボロのロゴも最後ならフェラーリにボーダフォンのロゴがつくのもこれが最後なんだよなぁ。
さ、これで今シーズンのF1もこれで終了です。ミハエルが去り、アロンソ、バトン、ライコネン、マッサがさらに格を上げ、ロズベルグやクビカといったさらに若い才能が世に出てきたことで「世代交代」が強調された一年でした。また、ホンダの復帰後初優勝、BMWザウバーの躍進、スーパーアグリの参戦とコンペティションの方では活況を呈していた一方で、シーズン前半には井出有治のスーパーライセンス剥奪や、モントーヤの電撃離脱のようなショッキングなニュースもありました。そんな波乱に満ちたシーズンを制したのは2年連続でのタイトル獲得となったアロンソ。前半戦の貯金を大事に大事に守りながら耐えて獲得した王座はアロンソに更なる強さを与えたといえるでしょう。
マクラーレンに移籍する来季、ポスト・シューマッハー時代の主役を堅持するのか?それともライコネン&マッサの新体制で臨むフェラーリが巻き返すか?ルノー、ホンダ、BMW、そしてニューエイがデザインした"翼"を得るRBR&STRが飛躍して群雄割拠の時代になるのか?
↑アロンソ+ルノーの組み合わせもこれで見納め。来季はマクラーレンにカーナンバー1が輝く

↑今シーズンを面白くしてくれたホンダ&BMW。来季の台風の目となるか?
今年もカナダ、アメリカGPを書けなかったのでまたしても「全戦観戦記を書く」という目標は達成できなかったものの(しかもほとんレースから一週間遅れの更新)お付き合いしていただき誠にありがとうございます。
◆天王山3戦をとりあえずまとめて〜イタリア、中国、日本GP〜 ( 06/10/09)
さて、すっかり観戦記を書くのをサボっていたのでここらで再開しないと。トルコGPの後行われたイタリアGPでは見事シューマッハーが優勝して通産勝利もついに90の大台に。しかも最高の形で終えたレース後に引退宣言をするあたり実にタイミングのいい引き際でしたな。確かにまだまだやれそうだなとは思いますが、あまり長くいられても困るし。不世出の大ヒールも残り3戦はベビーフェースとして大歓声で向かえらることでしょうね。
一方のアロンソはまさかのエンジントラブルでリタイア。カナダ以降勝てないばかりか完全に失速。マスダンパーの使用禁止をはじめルノーチームの風当たりは強くなるばかり。この時点でミハエルとアロンソのポイント差は2。
続く中国は雨のレースとなり、ブリヂストンのウエットタイヤが大当たりしたことでミハエルが連勝。フェラーリ、ルノーともにハンガリーで失敗していたこともあり、ウエットレースでの取りこぼしだけは避けたいという気合が見て取れましたが、気合で勝ったのはフェラーリのほう。アロンソも負けたとはいえ手堅く2位に入り被害は最小限に抑えたもののここでついにポイントでミハエルに追いつかれてしまう。
そして迎えた最後の鈴鹿。BS勢が好調で予選でフェラーリはマッサがPP、ミハエルが2位という最高の形、対してアロンソはトヨタ勢の後ろ5番手ということでフェラーリ絶対有利かと思われたものの、トヨタはすぐに後退し、頼みのマッサはペースが上がらず気づいてみればアロンソはミハエルのすぐ後ろの2位。しかもペース的には五分の状況が続きどうなるかと思った矢先になんとミハエルがエンジントラブルでストップ!!労せずしてトップになったアロンソはそのままトップでフィニッシュしてフルマークの10点加算、ミハエルは無得点でその差は再び10点となり、レース後ミハエルは「ドライバーズタイトル争いは終わった」と異例の敗北宣言。昔ならこの状況でライバルが近づいたところで容赦なくブロックしたり、押し出したりしていたミハエルのはずが今回ばかりは弱気の発言。これも去り行く身ゆえの心境の変化でしょうか。
ともかく次回ブラジルでミハエルの走りも見納め、そして俄然アロンソ有利になったタイトル争いもここで決着ということに。とにかく1ポイントでも取ればいいアロンソは実に楽に次戦を迎えられることでしょう。
昨年以上に盛り上がっているタイトル争い以外で印象に残ったのはBMWザウバーの躍進。すでにホンダがマクラーレンと同等以上の走りを見せているだけでなくBMWまでがそのレベルに達したとなれば来年以降の混戦ぶりが容易に想像できますな。ハイドフェルドが高リザルトを連発しているのはもちろんのこと、「金曜日の男」ロバート・クビカがレースドライバーに昇格してからはさらに調子はうなぎのぼり。クビカ自身もデビュー3戦目となるモンツァで3位表彰台を獲得し、その評価も高まる一方。契約を盾にされてドイツまでビルヌーブを使わなければならなかったチームもようやく溜飲を下げたことでしょう。
個人的には「クビカ」という名前とそのルックスがお気に入りです(F1速報の「F1グランプリ天国」に出てくるクビカがまた最高!)
あと触れておきたいのはスーパーアグリ。鈴鹿では琢磨がSTRとスパイカーを出し抜いての15位フィニッシュと上出来の内容。予選では結局ステージ2に行くことすらできなかったものの左近も完走して鈴鹿のファンから大きな歓声を浴びていました、よかったよかった。あと一戦、トラブル続きだったスーパーアグリの一年目もようやく終わります。
画像なんですが3戦連続で地上波版を撮り忘れたので申し訳ありませんが今回はなしという事で。鈴鹿が生中継だったのはスカパーで見ている身にはわかりませんよ!(怒)昔はゴールデンタイムにやっていたのにねぇ・・・